セップ・モーサーはワイン産地クレムスタールのローレンドルフとノイシードラセーのアペトロンに拠点を持つワイナリーです。
1987年創業の新しいワイナリーですが、そのワイン造りの歴史は150年にもなります。
1950年代にレンツ・モーザー式という葡萄の木を高く仕立てる方法を開発してオーストリアワインの生産量アップに貢献したレンツ・モーザー博士の家系ながらもワイナリーは一度廃業に追い込まれました。
そのワイナリーを復興させたのが現当主のニコラス氏です。
ビオディナミ農法に取り組み自然と共に葡萄を育てるセップ・モーサーのワインは収益の一部が自然公園の保護に使われています。